制作会社でのFlashの仕事
Flashの仕事、ひたすらデザイン優先で進められることが往々としてあります。
「いかにデザインを忠実に再現するか」だけが重視される変な仕事で、ディレクタ目線に立てば、「ユーザにとってほんとどうでもいいじゃん」と思ったり、Flashクリエイターとしても非常に面白みも意味もない苦労だけが積み重なる、残念な仕事だと感じるものがあったりします。
もちろんデザイン重視!っていう戦略に基づいてってのとは違い・・・って話ですよ。
例えば、右の図は今回実際にあった案件例なんですが、円グラフをダイナミックに描画するFlashです(該当部分のみ本エントリー用に加工したもの)。ダイナミックテキストにグローが掛かってたり、円グラフが立体的な形付けしてあったり、塗りの部分に微妙なテクスチャが掛かってたり。しかもPlayer は可能な限り低いバージョンでという要求です。
Flashでは簡単には実現できないデザインになっているため、簡単に実現できる様にデザインを変えるという判断もあります。
そして今回の場合の「そのデザインって本当に必要なん?」という検討点を判断する材料は、ユーザ目線だったり、クライアント判断だったり、コストだったり、社内のリソースだったり、状況に応じて色々あります。
なので「デザイナーの自己満足のため」だったり「仕切る側がそこまで頭まわらないから」という理由にしか見えない様じゃ、やっぱりそれはどうなん・・・と思われても仕方ないんじゃないかなー?と思います。
今の会社、そう思う場面が非常に多くて残念なのです。
こういった問題を解決するのは、とても簡単で、コミュニケーションです。
例えば作り手側からは、ひとこと「Flash、こういうの苦手です」と言える社風があれば全部解決です。
聞く耳を持ってください。その上での判断であれば、Flashクリエイターに納得する説明をしてあげましょう。より上の目線を持てるクリエイターに成長するでしょう。Flashできないデザイナーも「Flash、こういうの苦手なんだ。」と学べます。
Web標準の日々でも、「フレームワーク作成時からデザイナーも交えて!」なんて話もありましたが、全部同じですね。いいもの作るには、良いコミュニケーションして、みんな巻き込みましょう。良いもの作りましょう。
おまけ:今回のFlashファイルダウンロードできるようにしました。