自己主張が強い人に
お困りではないですか?
まあ一度きりとか、時々会うくらいの
人なら構わないんですけど、
普段いつも顔を合わす人なら
ちょっと困りますよね。
会社の中とか、ママ友繋がりとかで
悩んでる方も多いみたいです。
自己主張とは?
ところで、自己主張って
一体どういうコト?と思ったので
ちょっとwikiで調べてみました。
自己主張とは?
人間が社会において、自己の意見や考えや欲求などを他人に伝えるということである。日本人は、この自己主張を苦手とするところである。というのも日本社会というのは自己主張をするような人間を良しとする風潮ではなく、自己主張をするような人間に対しては、自分勝手な人間や、協調性が無い人間などといった評価をされると思われるためである。
(wikipedia)
なるほどなるほど。
自分の意見や考えや欲求などを
他人に伝えること、
だとしたら、自己主張は必要だし
大切なことなのかもしれませんね。
自己主張の強すぎる人は
なぜタチが悪いのか
でも、自己主張が強すぎて迷惑な人
という場合は、ちょっと意味合いが
違う気もしますよね。
さっきの wiki でも書かれてたように
日本人も自己主張すべきだ!
という論調で言われることも
最近は増えてきました。
なぜ自己主張の強い人は
タチが悪いのか
というと、
人にも自己主張しろと強要するから
なのかもしれません。
主張する内容そのものが、
わがままだったり
受け入れられなくて迷惑だって
こともありますが、それよりも
- 人に何かを強要する
- 私が正しい、
お前が間違っている、
と信じ込んでいる - すぐ怒る
- 自己主張の強い人同士で群れて
- 誰かの不満を言ったり、暴言を広める
みたいな態度に彼らがすぐなるから
迷惑だったりします。
迷惑な人にどう対処すれば良い?
さてさて、そんな自己主張の強すぎる
迷惑な人たちに、どうやって
対処していけば良いのでしょうか?
彼らは、
「もっと自己主張しろ」
「自己主張しないやつはダメだ」
「お前は悪だ」
と言ってきます。
それは正しいのでしょうかね〜?
僕らも、自己主張できるように
なった方が良いのでしょうか?
良い自己主張と悪い自己主張
さっきの wiki を思い出すと、
自己主張とは、自己の意見や考えや
欲求などを他人に伝えること
でした。そういう意味でなら
自己主張できた方が
なるほど確かに良いと思います〜
なので、
自分の意見や考えや欲求などを
他人に伝えるやり方を学ぶのは
良いかもしれませんね
でも一方で、
- 他人に自分の意見を押し付ける
- 人を見下す
- ダメ出しする
まで行くと、悪い自己主張です。
そう、自己主張にも、
「良い自己主張」と「悪い自己主張」
がありそうです。
僕らは自分自身、
良い自己主張はできるようになって
悪い自己主張はしないように
向かってけば良いと思います。
悪い自己主張をする人に
上手に対処する4つのコツ
僕らが困るのは、悪い方の
自己主張をしてくる人ですね。
自己主張そのものの嫌さ加減よりも、
無茶苦茶な意見を押し付けてきたり
勝手に見下されて悪い評価をされ、
他人にまで言って回られたりする、
それが嫌なわけです。
こういった人にはどうやって
対処していけば良いんでしょうね〜?
そのコツをいくつか
お話していこうと思います。
コツ1:
やんわり、きっぱり「No」と言おう
無茶苦茶な意見を押し付けられても
ちゃんと断ることが大事です。
黙ってること、はっきりしないことは、
賛成してるってことと同じだ
という訳の分からない理屈も
まかり通っていますので、
ちゃんと「No」を言いましょう。
さらに、
人間って、自分に都合の悪いことは
聞こえないようにできてたりします。
彼らは「No」が聞こえないことが多くて
ちゃんと言い切らないと伝わりません。
だからなるべくちゃんと言いましょう
ただ、あんまりストレートに
言いすぎると怒ったりするので
やんわりととか、言いかたを気をつける
といった配慮は必要ですね。
コツ2:
そもそも多くの人が、人の話を聞けない。
仕方ないということを知ろう
悪い自己主張をしてくる人への
対処のコツ、2つ目です。
彼らは人の話を聞きもしないで、
どんどん勝手に主張を押し付けてきます。
嫌ですよね。
「ちょっとくらい、人の話も聞けよ〜」
と思うのですが、ここでのコツは
「ま、仕方ないか」と、ちょっと
大人の対応をすることです。
実は、人の話をちゃんと聞くのって
案外、難しいんですよね。
悪い自己主張をしてくる人に限らず、
普通の良い人であっても、多くの人は、
人の話をちゃんと聞けません。
そういうもんです。仕方ないんです。
ちゃんと人の話を聞けるだけで、
人から信頼されるようになるくらい、
聞くスキルってのは特殊スキルで、
一部の人しか持ってないんですよー
(あ、トレーニングすれば
鍛えることは可能です〜)
なので、この人、話聞かないな〜
と思うことがあっても、
仕方ないな・・・と思ってれば
気持ちが楽になります。
コツ3:
アドラー心理学でいう
自他の分離を意識しよう
自己主張が強い人へのコツ3つ目は、
「この人、嫌だな〜」
「自己主張やめてくれないかな〜」
「性格直してくれないかな〜」
「変わってくれないかな〜」
と相手に期待『しない』ことです。
相手を変えること、
相手が変わること、
は簡単なことじゃないからです。
というか、その人が変わっても
変わらなくても、あなたの人生には
さして影響がありません。
(冷たいですね・・・^^;;
でもそうなんです。)
それよりも、あなたの感じ方
を変えるようにする方が重要。
「この人、嫌だな〜」
「自己主張やめてくれないかな〜」
「性格直してくれないかな〜」
「変わってくれないかな〜」
と思っているのは、あなた!
だからです。
嫌な人に、いちいち感情を
動かされてしまってる自分自身の
心を鍛える方がよっぽど効果的です。
たとえばですけど、
- 自己主張強い人なんだな〜
- こんな人でも、学べたらすごい!
- 今夜、友達に話す面白いネタができた
- この人、虫の居所が悪いのかな〜
なんてゆる〜く思っておくことだって
できる訳なんですよね。
- 嫌な感情になるか、
- ゆるーくのんびりした感情になるか、
- 面白さや学びまで感じてしまうか、
って色んな反応の仕方を、あなたは
自分で選べるってことなんです。
というわけで、コツの3つ目は、
相手を変えるのじゃなくて、
自分の感じ方を変えることを
意識してみることです。
コツ4:
相手に期限よく喋らせる
テクニックを使う
自己主張の強い人が
面倒なのは、
怒ったり、
機嫌が悪くなったり、
攻撃してきたり、
ということをするからです。
そして、彼らはこちらがひるむと
どんどんそこに付け込んできたりします。
極端な言い方をすると、
弱いものいじめが好きなんです。
だからと言って、
こちらも強く反撃したり、
戦ったりするのも、
あまり得るものもありません。
(だし、自分も他の人から見たら
同類だとか思われたら嫌です ^^;;;)
- 彼らからみても、
この人はできる!良い人だ - 周りの人から見ても、
この人、おとな〜、素敵〜 - 自分自身でも、
なんか、私、良いじゃん!
って状況をつくれれば良いんですよね。
そのために、人に気持ちよく
しゃべらせておきます。
そして、
「お前も自己主張しろよ!」
なんてわけの分からない攻撃を
される暇もないくらい、相手に
勝手にしゃべらせておけば良いんです。
なかなか高度な会話テクですかね?^^;
でもまあ、そんなに難しい話でもなく
- ちゃんと相槌を打つ、
- 相手の顔を見る
- ふんとか、ほーとか、はーとか言う
- 表情を豊かにつける
という地味なことをやるだけです。
それを、ひるまずに堂々と
やってれば驚くほど効きます。
人は気持ちよくしゃべるのが
好きなんですよね〜
喧嘩モードじゃなくて、
好意モードにしてしまいましょう。
…
というわけで、4つのコツを
ご紹介してみました。
人間関係のバランス
さらにここで、人間関係のバランス
というものをご紹介しようと思います。
心理学の話なんですが、
人間って自然とシーソーみたいに
バランスを取ろうとする性質があります。
どういうことかと言うと、
- こっちが大きな声で話すと、
向こうは小さな声で話す、 - こっちがおどおどしてると、
向こうは威圧的な態度になる、 - こちらが堂々としていると、
向こうは一歩下におりた態度になる
という風にバランスを取ろうとする
心理学があるんです。
ちょっと面白くないですか?
これを、自己主張の話に応用すると、
自己主張が強い相手に、
こちらがひるむと、
向こうはさらに自己主張するようになる
ということが言えます。
だから、自己主張が強い相手には、
なるべくこちらも強く出るようにします。
そうすると相手の力がだんだん抜けて、
バランスが取れるようになってきます。
こういう心理学があるので、
この性質を意識的に使ってみましょう。
ちなみに、もちろんですが、
普通の人が相手の時は、
強く出るのはやめて、普通に
楽しく会話しましょうね。
良い自己主張をできる人になるには?
最後に、
自分が自己主張するには?
という話をしようと思います。
自己主張できなくて悩んでる人も
きっと多いですもんね。
(僕もそうでした)
悪い自己主張をする必要は
もちろんないですが、
良い自己主張はできるようになると
嬉しいですよね。
ちゃんと自分の考えや意見を伝えて、
良い自己主張ができるように
なっていきましょう。
良い自己主張をするには、
いくつかの要素があると思います。
無理に自己主張する必要はない
大事なことじだけちゃんと伝えましょう。
伝える必要もない場面なのに、肩肘はって
自己主張しなくてもOKだと思います。
言いたいことがある時は、
ためらわずに言ってみよう
自己主張ができずに悩む理由の
多くはこれじゃないですかね?
(僕もそうです)
言いたいことがあったのに、
我慢してしまうことです。
これをしちゃうと、後々、
自分にダメージが溜まっていきます。
もちろん言わなくて良いことは
言わなくても良いですが、
良いたいことがある時には、
勇気を出して言うこと!
それはとても大事なことです。
自己主張すべき場面でだけ、
自己主張しよう
それが良い自己主張だと思います
…
頑張って良い自己主張はできるように
なっていきましょうね。
まとめ
今回は、自己主張が強い人に
どうやって対処したら良い?
という話をしてきました。
自己主張には、
「良い自己主張」と「悪い自己主張」
があるので、自分はちゃんと
良い自己主張ができる人で、
悪い自己主張をしてくる人には
ちゃんと大人の対処ができる人で
いられれば良いですよね。
そのためのコツもお伝えしてみました。
- NOはちゃんと伝える、
- 人の話が聞けないのは
仕方ない部分もあると知る - 相手じゃなくて自分を変えることに
意識を向ける - 相手を機嫌よくしゃべらせる
といったことですね。
またプラスαの、人間関係のバランス
の話もきっと役立つと思いますので、
ぜひ今回のお話の中から、
1つでも、2つでも良いので
できることを見つけて、
取り入れてみて欲しいなと思います。
ではでは、最後までお聞きくださり、
ありがとうございました。
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