「何も話せなくて困る〜」
ってほど、人との会話が苦手で、
知ってる人とばったり会いそうになったら
相手に気づかれないうちに、ささっと
物陰に隠れていた男、にしいけんです。
そんな僕も、
「こんなの嫌だな〜」「みじめだな〜」
という気持ちはあったので、
社交的な人や、ちゃんと会話できる人を見ては
うらやましく思ってはいました。
正直言うと、嫌いな人や苦手な人とは、
「別にそんなに話せなくても良いや」
とも思ってたのですが、
問題は、好きな人とか、
本当は仲良くしたい人との会話。
楽しく話して、仲良くなりたい、
あわよくばイチャイチャしたい、
という不届きな感情も、恥ずかしながら
持ち合わせておりました。
だから、その一心で、やっぱり
会話上手になりたかったんですよねー。
ついでに、仕事で付き合う人とかとも、
話が弾んだらそれはそれで得ですし。
そんな、人と話すのが苦手だった僕も
石の上に三年どころか、
苦節10年も20年も30年もかけて、ようやく
人と楽に話せるようになりました。
できるようになったから言えるんですが、
コツさえ掴めば簡単だったんですよね〜、
心地よい会話って。
だから、そういったコツを
もっと若い頃から知ってれば、
あの子とも仲良くなれただろうし、
あの子ともイチャイチャできてたかもだし、
仕事でも出世できたり、交友関係も
もっと豊かになってたかもなので、
「ほんと知らずに、もったいないことしたわー」
とか思わないでもないですが、
でも、全然遅すぎることもないんです。
妻ともとっても仲良くいられるし、
交友関係でも、仕事の人間関係でも、
あんまり困ることもなくなって
楽しくやれるようになりましたからね。
もし、会話が苦手なままだったら・・・
仕事で、上司に嫌われたり、
年下の同僚からバカにされ鼻で笑われ
バカにされ続けても、何も言い返せず、
毎日毎日、悔しさを我慢して、
ストレスで精神崩壊、
家に帰っても、待っててくれる人もなく
今でもずっと一人ぼっち・・・
な〜んて未来もありえた訳なので、
なんとか会話の苦手さ具合を克服できて
良かったな〜と思うのです。
会話をはずませるコツ
前置きが長くなりましたが、
会話をはずませるコツについて
お話していきますね。
かつての僕にしいけんはもちろん、
みんながみんな会話上手ってわけじゃ
ないと思うんです。
だから、そういう人にとっても
なんとかできるコツをお話したいと思います。
そう、コツがあるんです。
ある程度ポイントを抑えておくと、
相手の人となんだか楽に話せるようになります。
相手の人もあなたと会話してると、
きちんと「聞いてもらえてる感」や
「伝わってる感」が得られるので
安心感や心地よさを感じるようになる
そういう方法です。
相手が異性であっても、
仕事の話であっても、
どちらでも有効な話ですよ。
…
さてさて、ここから本題に入っていきますが、
覚えておいて欲しいのは、
会話のコツ = 対戦ゲーム
です。
ファミコンとか。
プレステとか。
古いか。
野球ゲームとか、格闘ゲームとか、
テトリスとか、ぷよぷよでも、
なんでも良いんですけど、
人と戦うあのゲームのことです。
対戦ゲームって、
同じくらいの強さの人とやるのが
一番盛り上がると思いませんか?
相手が強すぎても、全然面白くないし、
相手が弱すぎても、全然面白くない。
同じくらいの強さの人とやるのが、
キャッキャ♪、キャッキャ♪と、
対戦ゲームを一番楽しめるんですよね。
会話も対戦ゲームと同じです。
相手と同じような強さになれば、
一番楽しく盛り上がるんですよね。
会話を楽しく、有意義な時間にしたいなら
対戦ゲームを盛り上げるみたいに、
2人のレベルを合わせること
を目指していきます。
そのための、3つのコツは、
コツ1. しゃべりすぎない
コツ2. 言葉足らずになりすぎない
コツ3. テンポ&キャッチボール
ことです。
これらについてもう少し
詳しく見ていきますね。
コツ1. しゃべり過ぎない
会話のコツの1つめは、
しゃべり過ぎないこと
これは、文字通り、
自分だけが一方的に話し過ぎないように
気をつけましょう〜、ってことです。
対戦ゲームで、自分の方が圧倒的に強くって
相手をタコ殴り状態にしてボコボコに
しちゃうとどうでしょうか?
・・・多分、相手の人は
結構イヤな気持ちになりますよね。
もう次からは遊んでくれなくなっちゃいます。
会話もこれと同じです。
自分の言いたいことだけ
一方的にしゃべって、
相手の話を一切聞かない人
になってはいけません。
相手の人にも、
口を開くタイミングをあげる
ってのを意識しましょう。
たとえば、
「長く喋ってるな〜」と思ったら
ちょっと一呼吸置いて間をあけるとか、
相手の人に質問を投げかけてみる、とか
そういう感じですね。
ちょっとアイコンタクトするだけでも
とても効果的ですよ。
会話って、自分一人でやるわけじゃなくて
二人でやる共同作業なんですよね〜。
それを意識するってことです。
思いやりですね。
コツ2. 言葉足らずになりすぎない
喋りすぎるのも問題ですが、
逆に、自分が全然しゃべれないのも
これまた問題ですよね〜
自分もある程度、喋るようにしていきます。
たとえば相手がよくしゃべる人だったら、
まずは相槌やアイコンタクト、
顔の表情や身振り手振りに
全力を注いでやってみる、
なんてのは有効なテクニックですね。
とにかく、対戦ゲーム、
一緒にやってる感です。
ここでもやっぱり、
相手を一人ぼっちにしないぞ
という思いやりなんですよね。
…
とは言っても、もしかしたら、
「そもそも話すのが苦手〜」だとしたら?
・・・
・・・
そんな場合には、
「うまく話さなくても良い」
「話せなくっても当たり前」
っていうマインドを持っとくと良いですよ。
たとえば、めちゃめちゃ話が上手くて
分かりやすく説明できる人でも、
(そんな達人であってもですよ、)
たった1度で、相手の人に
言ったこと全部を理解してもらうのは
至難の技です。
できないんです。
できないのが普通なんです。
だから、ハードルを上げすぎないこと
たとえば、1回で全部分からせる必要ないし、
同じことを何度も言っても別に良いんです。
「同じこと何度も言ってしまう」
ってかっこ悪い気がしますけど、
それって実は思い込みで、
同じことでも、何度も何度も言わないと
伝わらないのが普通ですからね。
ちゃんと伝えるために、
何度でも繰り返し言うのです。
言ってOKなんです。
それよりも悪いのは、
何を言ってるか伝わらなくて
相手の頭の中に、「はてなマーク」が
残ったままになってることですからね。
会話がうまくいかない原因に
なってしまいます〜。
…
なので、うまく喋ろうとハードルを上げ過ぎず
ただ勇気を出して、口を開いてみる
ってのが大事なことなんですよね。
やっぱり対戦ゲームを二人で楽しむのと同じ。
言葉足らずになりすぎないのも、
相手の人に対する思いやりなんですよね。
コツ3. テンポ&キャッチボール
コツの3つ目は、相手の人と
会話のテンポを合わせる
ということです。
会話って、二人の共同作業です。
二人が、話してて心地良いという
感覚が結構大事だったりするんですよね〜
「話しやすい」
「話しにくい」
は、あんがい感覚的な部分で
影響を受けているんです。
だから、なんとなく気持ち良い
というのが大事。
そして・・・、
その、なんとなく気持ち良いを
引き起こすにはどうするか?
その答えが、テンポです。
相手とテンポを合わせることを
意識してみてください。
話すスピードを相手に
合わせるんです。
早口な人にはこちらも早口で、
ゆっくりな人にはこちらもゆっくりと
スピードを合わせると相手は
なぜだか心地良いなと感じます。
…
そして、スピードともう1つは、強弱です。
強弱も相手と合わせます。
声の大きさだったり、抑揚だったりですね。
大きな声の相手には大きな声で、
小さな声の相手には小さな声で、
あるいは、
淡々と話すのか、
抑揚をつけて話すのか
といったのも意識してみましょう。
対戦ゲームをキャッキャッ♪と
盛り上げるがごとく、相手とのテンポを
なるべく合わせてみてください。
あなたは会話レベルを上げるために、何から始めますか?
というわけで、
人との会話をはずませたり、
あなたとの会話が心地良いものだと、
相手の人に感じてもらうための、
3つのテクニックをお話してきました。
- しゃべりすぎない
- 言葉足らずになりすぎない
- テンポ&キャッチボール
どれも、結構シンプルで、
簡単にできそうだと感じませんでしたか?
会話のコツ = 対戦ゲーム
なので、相手の人とレベルを合わせる
ってことが大事なんですよね。
なぜなら会話って、一方通行なものじゃなく
二人で楽しむものだからです。
そのために、相手の人のことをよく見て、
二人で作り上げていくものにするために
この3つのコツが作用してくれてたんです。
簡単でシンプルだし、
即効性もあるし、
すぐにでもできることばかりです。
やってみることが大事なんですよね。
あなたも、コミュニケーションを取るのが
苦手だな〜という相手がいれば、
ぜひ今回ご紹介したコツを意識して
使ってみるようにしてみてくださいね。
きっとあなたも、その効果を
実感していただけると思います。
ではでは、最後までお聞きくださり、
ありがとうございました。
P.S.
会話がうまくいかず、
苦手意識を持ってしまうのは、
テクニックよりも、気持ちの部分のほうが
大きかったりもします。
その辺りの詳しい話は
こちらの記事でもご紹介したので
ご覧になってみてくださいね↓↓↓
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